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あさがおトラブル対策

つるや葉は元気に育っているのに、花が咲かない。
1 夜明るく照明が当たる場所にあさがおが置かれていませんか?
夜も明るいとあさがおが花を咲かす時期だと気が付かず(※1)、つぼみが付きにくくなってしまいます。夜暗くなる場所に移動させてください。
2 肥料が与えられ過ぎているのかもしれません。
つるの先を切断してやると、葉もとから子づるがのびて、つぼみがつきやすくなります。

(※1)あさがおは日照時間が短くなってくると、つぼみをつける性質をもっています。

本葉が部分的に変色する。
1 本葉が出始めの時に、枯れておらず、赤紫に変色している場合は肥料が足りない可能性があります。
種に付属している もとひは与えていますか?
市販の液体肥料(※2)を与えてみるのも良いでしょう。
2 葉がしおれて元気がなく、葉が黄色く枯れている場合。
水は十分に与えられていますか?一日一度朝に、鉢の下から水が流れ出すくらいたっぷりと水を与えてください。特に花が咲き始める頃には、水はたくさん必要です。
3 葉に茶色や黄色の斑点が現れた場合。
カビなどの病気(斑紋病等)が考えられます。ひどく病気にかかっている葉を取り除きましょう。取り除いた葉は、他の葉に病気を移さないように捨てて下さい。市販の殺菌剤などをまくのも良いでしょう。また、風通しの悪い場所では病気が発生しやすくなります。風通しの良い場所に置き、鉢の間隔を開けることで病気の予防になります。

(※2)市販の液体肥料(ハイポネックス、花工場)を通常の1000〜2000倍に薄めたものを、一週間ほど水のかわりに与えてください。

本葉が出ているのにつるが伸びず、花が咲いてしまった。
あさがおは肥料が少ないと、成長を止めて花を咲かせてしまう場合があります。 花やつぼみを切って、市販の液体肥料(※2)を与えてみましょう。

(※2)市販の液体肥料(ハイポネックス、花工場)を通常の1000〜2000倍に薄めたものを、一週間ほど水のかわりに与えてください。

気温が低すぎると、あさがおは元気に成長することができません。

夜の気温が10度以下になるようでしたら、暖かい場所に移してください。


葉に穴が開いたり、一部が無くなったりする。

イモ虫やナメクジに食べられている可能性があります。見つけだして、取り除きましょう。また、害虫に合った市販の薬剤をまくのも良いでしょう。


つぼみが大きくならずに落下してしまう。

高温が原因です。水をたっぷり与えると、落ちずに開花するようになります。

〔監修:サカタのタネ〕



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