はくぶん
あさがおの育て方タイムテーブル

まいた種5粒全て発芽すると、@〜Dまで成長に差があります。
丈夫なあさがおを育てるために、この中から選別します。

成長が早くても、葉や茎に異常が見られる双葉を
取り除くようにしてください。
元気な双葉@とB2本残して、他の双葉は別の鉢や学習園などに植えかえてください。
丈夫なあさがおを育てるために、植木鉢の置く場所に気を つけてください。
日当たりが良く、風通しも良く、水たまり などができない場所に置いてください。
◆日当たりが悪いと・・・・丈夫に育たない。
◆風通しが悪いと・・・・・病虫害の原因になる。
◆水はけが悪いと・・・・・根ぐされの原因になる。
生育不良対策
現象1 葉が赤紫に変色している。
原 因 肥料が足りない可能性があります。
対 策 種に付属しているもとひは忘れずに与えてください。
市販の液体肥料(ハイポネックス・花工場)を通常の1000〜2000倍に薄めたものを、一週間程水のかわりに与えてみてください。
現象2 葉がしおれて、黄色く変色している。
原 因 水が十分与えられてない可能性があります。
対 策 一日一度朝に、植木鉢の下から流れ出すくらいたっぷりと水を与えてください。
特に花が咲き始める頃には、水はたくさん必要です。
現象3 成長が遅いなど、あさがおに元気がない。
原 因 気温が低すぎるのが原因です。
対 策 夜の気温が10℃以下になるようでしたら、屋内などの暖かい場所に待避してください。
病虫害対策
現象1 葉に茶色や黄色の斑点がある。
原 因 カビなどによる病気(斑紋病など)が考えられます。
対 策 症状がひどい葉を取り除いてください。
取り除いた葉は、他の葉に病気を移さないように捨ててください。
市販の殺菌剤などをまくのも良いでしょう。
予防策 植木鉢の置き場所を見直してください。
風通しの悪い場所では病気が発生しやすくなります。
風通しの良い場所に置き、鉢の間隔をあけることで
病気の予防になります。

現象2 葉に穴が開いたり、一部が無くなったりする。
原 因 イモ虫やナメクジに食べられている可能性があります。
対 策 見つけ出して取り除く。また害虫に応じた市販の薬剤をまくのも良いでしょう。

現象3 葉に白い粉をまぶしたような症状。
原 因 うどん粉病の可能性があります。
対 策 症状のある葉を取り除き、市販の薬剤で対処してください。

現象4 葉が縮れている。
原 因 ホコリダニの可能性があります。
対 策 目視で確認できないくらい小さいので、葉の裏に強めの水をかけ、市販の薬剤で対処してください。

現象5 葉の色が黄色く抜ける。
原 因 ハダニの可能性があります。
対 策 かろうじて目視で確認できますが、葉の裏に強めの水をかけ、市販の薬剤で対処してください。

現象6 ごま粒くらいの緑の粒が多数見られる。
原 因 アブラムシです。
対 策 粘着テープなどで捕殺し、市販の薬剤で対処してください。

現象7 葉にモザイク状の模様や縮れが見られる。
原 因 モザイク病の可能性があります。
対 策 アブラムシなどが媒介するウイルス性の病気です。
治すことが不可能なので、株ごと取り除くしかありません。
予防のため、媒介する害虫の駆除を怠らず、植木鉢を日当たりや
風通しの良い場所に置くことをおすすめします。
   
観察日記
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